青二才 性欲爆発寸前!
私が彼女と出会ったのは、大学生3年生の時。
私は高校・大学ともに親元を離れ、所属する部活動の寮で生活をしていた。
高校は男女共学だったが、生活のほとんどは学校と寮の行き来のみ。
寮に戻ると周りにはむさ苦しい男しかいない生活。1番の思春期を迎える高校生の期間を部活動と寮生活で大半を占めていた。
高校生の頃に彼女はいたが、平日は部活動の練習・休日は練習試合、さらに門限が18時で、彼女と遊ぶ時間などほとんどない。
思春期という事もあり、その頃一番セックスに対して興味があったが、寮に彼女を連れ込むことも出来ないし、実家も遠い。高校生だからホテルにも行けない。
彼女ができてもセックスできない悶々とした高校生活を過ごし、童貞のまま高校を卒業した。
大学も高校と同じ系列に進学。大学は一人暮らしと部活動の寮どちらか選ぶことができ、私は迷うことなく一人暮らしを選択。
大学近くの1D Kで一人暮らしをはじめ、身体が大きかったこともあるが、女の子が来て一緒に寝ることができるようにセミダブルのベットも購入。
「これでやっと女の子を家に呼ぶことができる!」

と思った矢先、入学して2ヶ月が経ったある日、部活動の監督から衝撃の一言。
「8月から部員全員寮に住むように」
私は絶望した。
「せっかくこれから彼女を作って、楽しい学生ライフを過ごす予定が・・・」
部活動の方針に逆らうことはできず、契約半年で一人暮らしは終了を迎えた。
「大学生にもなってさすがに門限はないだろう!」
そう淡い期待をしていたが、22時門限という制限のある生活に再度絶望。
唯一の救いだったのが、日曜日の夕方から月曜日の22時の門限までは自由に過ごせること。
しかし、大学入学して3年間はなかなか彼女ができず、周りの友人に紹介してもらったり、自分から大学の女の子に声をかけたりしたが、上手くいかず私の性欲は溜まっていく一方であった。
彼女との出会い
悶々とした大学生活を送っていた私にもようやく春がきた。
大学3年生の時に出会ったのが、今回のセックスレスの彼女。
部活動の先輩に紹介してもらった彼女は、私の1つ年上で、既に会社に勤めている女性。

彼女は男性とお付き合いしたことは数回あったものの、彼氏ができたのは3年ぶり。
私も大学生になって、ようやくできた彼女だったので、空いている時間は全て彼女に捧げた。
日曜日の夜には一緒にご飯を食べに行ったり、買い物に行ったりと私にとっては楽しくてしょうがない日々。
健全なお付き合いで順調に交際期間を伸ばしていった。
付き合って1ヶ月が過ぎ、そろそろ身体の関係を持ってもいいだろうと思った私は、
勇気を出して
「今度家行っていい?」
と彼女にお願いしたところ、彼女は当時社員寮で一人暮らしをしており、またその社員寮が女性専用で、男性の連れ込みは禁止という私にとっては最悪の展開。
当時まだ童貞の私は、彼女の家でゴロゴロして映画を観たり、ご飯を作ってもらうことを夢に見ていたが、その夢は儚く散った。
私は性欲を抑えることができず、部活でアルバイトは禁止されていたが、隠れてアルバイトしていた泣けなしのアルバイト代を使って、
「じゃホテル行かない?」

と再度勇気を振り絞って誘った。
しかし、彼女の反応は、
「ラブホテルって綺麗なイメージがないからラブホテルは嫌だな〜」
この時私は、大学入学以来の絶望をした。
お互い初めてのセックス
結局彼女と初めてセックスをしたのは、付き合って3ヶ月経った隣町に住んでいた姉の一人暮らしの部屋。
姉に罪悪感を持ちながら、彼女との初めてのセックスを姉のベットで。
当時童貞だとバレることが恥ずかしかった私は、童貞だとバレないように、
セックスの経験があるかのように装い、アダルトビデオやエロ本で得た知識を頭の中で思い出しながら、
姉の部屋で彼女と映画を見ながら雰囲気を作り、さりげないボディタッチをしながら前戯を開始。
彼女も緊張して身体に力が入っていたが、良い雰囲気で前戯を開始した。
「私、セックスするのはじめてなんだ・・・」
彼女は男性と付き合った経験こそあったものの、セックスをしたことがない処女。
私も風俗以外では初めの、素人童貞だったので、お互いが初めてのセックス。
彼女が処女だとは知らず、童貞の私からすれば、初めての相手が処女という夢にまでみた状況。お互い何も知らないウブな状況に私は興奮してしまい、ボルテージは最高潮。
私の息子は終始フル勃起状態。
高校の時から悶々としてきたこの性欲を解放するチャンス。
全神経を研ぎ澄ませ、アダルトビデオやエロ本で得た知識に間違いがありながらも、なんとか彼女への前戯が終了。
アダルトビデオの知識では、次に彼女から前戯をしてもらえるのかと思っていたが、
彼女は経験がなく、何をしたら良いか分からないとの事で、
「そうだよね!」
と私も前戯して欲しい気持ちを抑えながら、慣れないコンドームを装着し、初めての挿入。
彼女は緊張し、身体にはものすごい力が入っていた。
私も経験不足で気の利いた言葉は言えず、挿入に必死。
なんとか挿入でき、何分か行為を行ったが、
彼女から、
「痛いから辞めてもいい?」
「次頑張るね!」
私は自分の経験不足を恨んだ。
彼女との初めてのセックスは、あっけなくまた虚しく終わりを迎えた。
その後、姉に罪悪感を持ちながらも、姉が外出している隙を見計らって、
彼女と姉の部屋に忍び込み、何度もセックスに挑戦した。
しかし、私のセックスが下手だった事もあり、彼女と最後まで達する事なく、いつも
「もう疲れたし終わりにしない?」
「一緒にいるだけで幸せだよ!」

聖なる夜も彼女と一緒に過ごしたが、実ることなく終了。
大学の友人に恥ずかしながらセックスについて相談すると、
「俺は彼女との相性がいいから2回戦・3回戦ぐらいまでやるよ!」
これは私の経験不足が問題だ、もっと勉強しないと。
突然の遠距離恋愛
彼女と付き合って5ヶ月が経ったある日、彼女から信じられない発言が。
「4月から会社の異動で九州に転勤になってしまった。」
私は言葉を失った。
彼女に聞くと数秒だったようだが、私の感覚では数分口を開いたまま呆然としてしまっていた。
当時私はまだ学生で、社会経験がなく、彼女に言っても意味のない事だと気づかず、
「なんとか今の部署に残ることはできないの?」
「転勤になるなら仕事辞めたら?」
と自分都合の最低な発言ばかり。

彼女に何度も説明されたが、その時は彼女と離れることが嫌で、なんとかならないか必死に考えていた。
今思うとその時はセックスレスになるとは思っておらず、
彼女に対して必死だった。
急遽決まった九州への転勤に納得いかないまま、転勤までに会える時間は残り1ヶ月。
私は大学3年生の終わりの時期で、就職活動の準備など、学生にとっては1番忙しい時期を迎えていたが、私は彼女と会える時間を最優先にして、過ごしていた。
彼女と過ごせる時間が限られている中、なかなか姉の部屋を借りることもできず、悶々としていた。
いつものドライブデート中に、私は耐えることができず、いつもは通らない道に進み、
人の気配がない駐車場を見つけ、もうここしかないとの思いで、狭い軽自動車の車内で彼女を襲った。
「ここでするの?誰か来るかもしれないよ!」
彼女は突然のことでびっくりしていたが、私が、
「でももう少ししたら九州行くんでしょ」
「一緒にいる時間がもうない!」
「だからここでしよ!」
彼女もしょうがない様子で相手をしてくれたが、
私が前戯をするだけで、彼女が私に対して前戯をしてくれることはなく、車内で挿入することもできなかった。
結局、彼女が九州異動になるまでに、セックスを最後まで行うことができずに、私たちは遠距離恋愛を開始することになった。。。
続く
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